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ワゴンとは？荷物がたくさん積めるワゴン車の選び方のポイント、おすすめ車種を紹介！

記事更新日：2025年3月7日

※本コラムの内容は、投稿日時点で確認した内容に基づいたものになります。現在の価格・内容と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。現在の価格・内容に関しては、スタッフにお尋ねくださるようお願いいたします。

ワゴンとは？荷物がたくさん積めるワゴン車の選び方のポイント、おすすめ車種を紹介！

ワゴンで特に人気の高い2つの車種をご紹介いたします。

人と荷物を運ぶための車である「ワゴン車」は車内空間が広く、たくさんの荷物を運びたいという方から人気です。

今回はご購入を検討されている方のために、ワゴン車の種類やメリット・デメリット、選び方のポイントなどもご説明します。

ワゴン車とはどんな車？

「ワゴン車」とは人と荷物を運ぶために作られた乗用車のことです。

荷物だけを運ぶための車のことを「バン」と呼び、人と荷物の両方を運ぶための車のことを「ワゴン車」と呼びます。

またバンは、主に商用に使用されるのに対し、ワゴン車は乗用車として日常的に使用される車であるということも特徴の一つです。

もともとは4つのタイヤがついている馬車のことを指す言葉であり、当時は人が乗ることを仮定していない荷物専用のものでした。

ですが1970年代になって、荷物運搬用のバンを乗用車スタイルにした自動車が登場したことによって人気を博し、現在の「ワゴン車」としての定義が完成したのです。

ワゴン車の種類

人気のワゴン車には3つの種類があります。

「ワンボックスカー」「ステーションワゴン」「軽ワゴン」の3つの種類について、それぞれの特徴をご説明いたします。

①ワンボックスカー

「ワンボックスカー」とはボンネットがない四角い形の車のことで、エンジン・座席・荷室が一体となっていることが特徴です。

ワンボックスカーのエンジンは運転席の真下に設置されています。

次にご説明するステーションワゴンよりも車高は高めになっており、「トールワゴン」と呼ばれることもあります。

②ステーションワゴン

「ステーションワゴン」とはボンネットがあり、エンジン・座席・荷室が区分けされている車の中でも、車高が低めの車のことを指します。

エンジン部分と座席・荷室部分が分けられていることから、外見的に四角形が2つあわさったような形をしており、ワンボックスカーに対して「ツーボックス」と呼ばれることもあります。

ワンボックスカーよりもセダンタイプに近いイメージです。

③軽ワゴン

「軽ワゴン」とは5ナンバーの軽自動車に該当するワゴン車のことです。

車高やドアの形、車体の形などはさまざまですが、乗車定員数が4名で、ワンボックスカーやステーションワゴンの条件に当てはまっている軽自動車であれば該当します。

軽自動車ですので乗用車よりも車内空間は狭いですが、通常の軽自動車と比較すると空間は広めです。

ミニバンとの違いは何？

「ミニバン」は「ツーボックス」の種類のひとつであり、エンジン・座席・荷室は分けられていますが、ステーションワゴンよりもボンネットが短くなっています。

外見はステーションワゴンよりもワンボックスカーに近く、ワンボックスカーに短めのボンネットがついたようなイメージです。

「1.5ボックス」と呼ばれることもあり、乗車定員数が6名以上のものをミニバンと呼んでいます。

ミニバンとワゴン車はいずれのタイプも荷室が広く、荷物をたくさん積み込みたい方から人気です。

ワゴン車のメリット・デメリット

メリットとデメリットについてそれぞれご紹介しますが、種類によって特徴は異なるため、それぞれの種類に分けてご説明いたします。

ワンボックスカーのメリット

まずはワンボックスカーのメリットを一覧にいたしました。

・全長に対して車内の空間が広い
・荷物をたくさん積み込める

ワンボックスカーはボンネットがないため全長が短いですが、全長の短さに対して車内の空間は広めです。

荷室も広めに設計されており、荷物をたくさん積み込みたい、運びたいという方から高い人気を誇っています。

ワンボックスカーのデメリット

次にワンボックスカーのデメリットを一覧で見てみましょう。

・運転席と助手席が狭い
・エンジンの振動が伝わりやすい

荷物を運ぶことを前提とした車であるため、座席に座ったときの快適性は低くなりがちです。

また運転席の真下にエンジンが設置されていることから、エンジンの振動が車内に伝わりやすく、快適な乗り心地を求める方には適していません。

ステーションワゴンのメリット

ステーションワゴンのメリットについてあげていきます。

・安全性・走行性能が高い
・スポーティーな走行が可能
・セダンよりも多くの荷物を積み込める
・使いやすいサイズ感
・燃費の良い車種が多い

ステーションワゴンは安全性や走行性能が高い車種が多いですが、セダンよりもスポーティーな走行を楽しみたいという方から人気です。

ボンネットがありツーボックスに分かれている形状から、セダンのような安定性がありますが、セダンよりも荷物をたくさん積み込むことができ実用性に優れます。

またワンボックスカーよりも車高が低く、燃費の良い車種が多いことから、日常的に使いやすいことも人気の理由です。

ステーションワゴンのデメリット

ステーションワゴンのデメリットは次のとおりです。

・セダンより静音性が低い
・ワンボックスカーより積める荷物の量が少ない

デメリットとなるのは、安定性があるにも関わらずセダンよりも静音性が低いことと、荷物が多く積めるにも関わらずワンボックスカーよりも積載量が少ないことです。

セダンとワンボックスカーの中間に位置することから、乗り心地重視の方、積載量重視の方にとっては中途半端なイメージを抱かれる可能性があります。

ワゴン車はどんな人に向いている？

ワゴン車が向いているのは、次のようなポイントに当てはまる方です。

①大きな荷物を運びたい方

大きな荷物を運びたい方にはワンボックスカーがおすすめです。

ワンボックスカーはより多くの荷物を運ぶことを目的としているため、荷物を運ぶ目的で車を購入するなら最優先候補となります。

家具や楽器などの大きな荷物も難なく積み込むことができるワンボックスカーは、他の車では得られない実用性を兼ね備えていることで人気です。

②広い車内空間を求める方

車内空間の広さを求める方からも、ワンボックスカーは人気を集めています。

座席は少々狭く作られていますが、圧倒的に荷室が広いことはワンボックスカーの大きな特徴です。

荷物を積む以外の目的でも、車内空間の広さを求めるのであればワンボックスカーは候補にあがります。

③アウトドアがお好きな方

アウトドアがお好きな方にはワンボックスカー、ステーションワゴンともにおすすめです。

アウトドア用品はサイズが大きいものも多く、泊りがけとなれば荷物の量も増えてしまいます。

ですがワゴン車であれば、荷物を積みきれなくなる可能性は低いです。

荷物の運びやすさを重視するのであればワンボックスカーを、走行性と積載量のバランスを取りたいなら人気のステーションワゴンを選ばれると良いでしょう。

④初心者の方

初心者の方や運転が苦手な方には、ステーションワゴンをおすすめいたします。

車高が低いため立体駐車場への駐車も難しくなく、ちょうど良いサイズ感で狭い路地でも走りやすいためです。

また初心者の方が最初に小さな車に乗ってしまうと、後々大きな車を運転する感覚が掴めなくなってしまう可能性があります。

ステーションワゴンを最初の1台として選んでいただければ、乗用車を運転する感覚をつかみやすいこともおすすめする理由のひとつです。

日常的な街乗りでも運転しやすく、安全性の高い車種が多いため、初心者の方でも運転しやすく感じられるでしょう。

⑤安定性とスポーティーな走行を両立させたい方

セダンのような安定性とスポーティーな走行を両立させたいという方には、ステーションワゴンが向いています。

セダンの走行はスポーティーさに欠けますし、スポーツカーでは安定性に欠けます。

ステーションワゴンは、車が好きでどちらの特徴も兼ね備えた車が良いという方から、高い人気を集めている車です。

ワゴン車の選び方のポイント

車を選ぶときのポイントについて。6つの項目をピックアップしてご説明いたします。

①人気のある車種から選ぶ

まずはワゴン車の中でも、特に人気の高い車種をチェックしましょう。

人気があるということは多くの人から選ばれているということなので、高い人気を誇るだけの魅力があるものです。

同等の車種よりも優れた点が多ければ、購入してから失敗したと感じられることも少ないでしょう。

もしも購入後すぐに買い替えを考えられたとしても、人気のある車種であれば高く売れるところも見逃せません。

②乗車定員数を確認する

ワゴン車では乗車定員数を確認することも欠かせません。

ワンボックスカーでは7人乗りと8人乗りの2タイプがありますが、使い方や乗車人数を考えてより適したほうを選んでください。

7人乗りのタイプは1列目と2列目が2席で、3列目が3席となっています。

8人乗りのタイプは1列目のみが2席で、2列目と3列目が3席のベンチシートです。

乗車定員数がより多いほうが良いという方からは8人乗りが人気ですが、乗車したときの快適性を優先する方からは7人乗りのほうが人気となっています。

どちらもそれぞれメリット・デメリットが存在するので、ご自身の使い方にあったほうを選ぶようにしましょう。

③荷室が広い車種を選ぶ

荷物を運ぶ場合は荷室の広さをチェックすることも大切です。

ワゴン車を選ばれる方は荷物を多く運びたい場合が多いですが、荷室の広さによって積み込める荷物の量や大きさが変化します。

頻繁に運びたい大きな荷物があって車を購入したとしても、荷室が少しだけ狭くて積み込めなかったというのでは意味がありません。

荷物を積むことが目的であれば、荷室は少しでも広いほうが便利です。

④用途にあっていること

用途にあっている車種を選ぶことは、実用性の面で最も重要です。

どのようなシーンで、何人で、どのような目的を持って車を使うのかを考えていただければ、自ずとよりあった車種を選ぶことができるでしょう。

荷物をたくさん運びたい、積載量と走行性の両方が欲しい、運転しやすい車が欲しいなど、車を購入する目的を考えてから、条件を満たす車種を選べば車選びに成功しやすくなります。

⑤燃費の良さを考慮する

燃費の良さは車選びで基本的なポイントとなります。

特に車は積載重量が多くなると燃費が悪くなるので、荷物をたくさん積む可能性が高い場合には燃費を重視したいところです。

ちなみに人気のステーションワゴンには燃費性能が高い車種もありますが、ワンボックスカーの燃費は平均的となっています。

ランニングコストをできる限り抑えるためにも、購入前に燃費性能を確認するようにしてください。

⑥価格が予算内であること

車選びでは価格が予算内に収まることも大切です。

ただし車を価格だけで選ぶと、購入後の失敗につながることもあるので、予算を再重視することも危険。

予算の幅に多少ゆとりをもたせて、予算に近い人気車種の中から、荷室が広く、燃費が良く、用途にあっている車を選ぶと良いでしょう。

ワゴン車はさまざまな方から人気の車

ワゴン車はさまざまな方から高い人気を集めています。
荷物をたくさん積みたい方、走行を楽しみたい方、日常的に使う車が欲しい方など、幅広い要望にお応えすることができる車です。

ワンボックスカー・ステーションワゴン・軽ワゴンなどの種類がありますが、車を使う目的や用途を考えて、より適切な車種を選ぶことがポイントとなります。

もちろん今回ご紹介した人気の高い車種から選んでいたければ、購入後に失敗したと感じられる可能性は低くなるでしょう。