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カローラクロスの燃費性能は？グレードやハイブリッド・ガソリンの違いも解説

記事更新日：2024年11月22日

※本コラムの内容は、投稿日時点で確認した内容に基づいたものになります。現在の価格・内容と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。現在の価格・内容に関しては、スタッフにお尋ねくださるようお願いいたします。

カローラクロスの燃費性能は？グレードやハイブリッド・ガソリンの違いも解説

1966年に初代が誕生してから50年以上、世界中の皆さまに愛されている「カローラ」。
「カローラクロス」は、カローラシリーズから2021年9月に発売された、ミドルクラスのSUVです。

このページではカローラクロスのハイブリッド車・ガソリン車の燃費の違い、グレード別の燃費の違いを解説していきます。
併せて燃費・性能・乗り心地・安全機能も紹介しているので、カローラクロスが気になる方はぜひ参考にしてみてください。

カローラクロスの燃費

クルマ選びにおいて、「低燃費」は欠かせない条件の１つだと言えます。
気になるカローラクロスの燃費はどうなっているのでしょうか？

カローラクロスのグレード別燃費の違い

カローラクロスの燃費はグレードによって異なります。
トヨタが発表している主要諸元表によると、カローラクロスの燃費は以下のようになっています。

【燃費消費率 WLTCモード】（国土交通省審査値）

	1.8Lハイブリッド車			2.0Lガソリン車
	2WD / E-Four			2WD
	Z	S	G	Z	G	G“X”
燃料消費率（国土交通省審査値） WLTCモード	26.4km/L[24.5km/L]			16.6km/L
市街地モード	26.1km/L[23.6km/L]			12.6km/L
郊外モード	28.7km/L[26.4km/L]			17.0km/L
高速道路モード	25.2km/L[23.8km/L]			18.9km/L

■［　］はE-Fourです。
●燃費消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞等）や運転方法（急発進、エアコン使用等）に応じて燃費消費率は異なります。●WLTCモードは、市街地や、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的迅速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。

SUV車は一般的な乗用車に比べてボディサイズが大きく、車両重量が重いため、「燃費が悪い」というイメージを持っている方も多いかと思います。カローラクロスはタイプやグレードで差はあるものの、SUVの中では燃費性能が高いと言えます。

また、カローラクロス2WDのハイブリッド車とガソリン車を比較すると、ガソリン車はWLTCモードで16.6km/Lで、ハイブリッド車は26.4km/Lとなっています。
リッターあたり9.8kmの差があり、（※燃費数値はすべてWLTCモード燃費）同じGグレードのハイブリッド車とガソリン車の価格差は35万円です。使用頻度や走行距離を考慮してどちらを購入すべきかを検討してみてください。

カローラクロスと他車種の燃費比較

【トヨタSUV車との燃費比較】

	ハイブリッド車	ガソリン車
ヤリスクロス	25.0～30.8km/L	17.1～19.8m/L
ライズ	28.0km/L	17.4～20.7m/L
カローラクロス	24.5～26.4km/L	16.6km/L
RAV4	20.3～21.4km/L	15.2～15.8m/L
ハリアー	21.6～22.3km/L	14.7～15.4m/L

カローラクロスの燃費は、コンパクトSUVのヤリスクロスやライズよりいいとは言えませんが、ミドルサイズのSUVでありながら、燃費性能に優れていることがわかります。

【他社SUV車との燃費比較】

	ハイブリッド車	ガソリン車
カローラクロス	24.5～26.4km/L	16.6km/L
ホンダヴェゼル	21.3～26.0km/L	15.0m/L
日産キックス	19.2～23.0km/L	―

■2024年11月現在。

このように競合ライバル社のSUVと比べても、カローラクロスはサイズが大きいのですが、低燃費だと言えます。
カローラクロスは、SUVにふさわしいアクティブでスムーズな走行性能を持ちながら、優れた燃費性能を両立させたクルマだということがわかります。

燃費がいい理由

カローラクロスは、すべての電動モジュールを刷新して生まれ変わった新型1.8Lハイブリッドシステム、ハイブリッド車には燃費性能と走りの楽しさを追求した1.8L 2ZR-FXE エンジン、ガソリン車には爽快な走りと優れた燃費性能がひとつになった.0Lダイナミックフォースエンジン、電気式4WDシステム（E-Four）など、トヨタの先進技術を集結しました。

カローラクロスのハイブリッド車は、モーターのトルクを活用することにより、発進した瞬間から気持ちの良い加速感を実感できます。システム全体の高効率化により、低燃費も達成しています。

ガソリン車は、燃焼を高速化、排気・冷却・機械作動時などのエネルギーロスを低減することで、トルクアップと燃費向上を高次元で両立させました。
カローラクロスのハイブリッド車・ガソリン車は、どちらも軽快な走りと低燃費の両立を実現したクルマだと言えます。

カローラクロスの性能

カローラクロスの魅力は、燃費の良さだけではありません。ここではカローラクロスの性能の良さを紹介します。

487Lの大容量ラゲージ

カローラクロスは、クラスを超えた大容量のラゲージスペースを確保しています。荷室容量は487L（5名乗車時）＊1＊2で、9.5インチのゴルフバックが4個＊3積めます。
他にも多彩なシートアレンジにより、クロスバイク２台（前輪外し）を積み込むことも可能です。

また、720ｍｍの低い設定になっているため、小柄な方でもラクに積み下ろしができます。
Zグレードには足を出し入れするだけで、バックドアの開閉ができる便利な「ハンズフリーパワーバックドア（挟み込み防止機能＊4・停止位置メモリー機能・予約ロック機能付）」が標準装備されています。
ゆとりのあるラゲージルームは、カローラクロスの大きな魅力と言えます。

＊1.VDA法による社内測定値。＊2.スペアタイヤまたはアクセサリーコンセント装着車、E-Four車派に荷室容量および荷室高が異なります。＊3.ゴルフバックの形状によっては収納できない場合があります。詳しくは販売店におたずねください。＊4.挟まれる物の形状や挟まれ方によっては挟み込みを検知できない場合があります。開閉時には十分にご注意ください。■ハンズフリーバックドアについては、作動条件についてご注意いただきたい項目があります。詳しくは取扱書をご覧ください。

ゆとりのある快適な後席

カローラクロスは家族みんながリラックスできる室内空間で、後席の居住性・解放感も抜群です。

リヤドアの開口高が十分あるので、お子様のチャイルドシートなどストレスを感じることなく乗り降ろしができます。
また後席はヘッドクリアランスがゆったりしていて見晴らしもよく、さらにリクライニング機能付きなのでロングドライブも快適です。
デザイン性にも優れ、日差しのコントロールが思いのままにできる「パノラマルーフ（電動サンシェード＆挟みこみ防止機能付＊）」は、Z・Sグレードにメーカーオプションで設定することができます。大きなガラスで見晴らしもよく、さらに解放感を感じることができるおすすめの装備です。

＊.挟まれる物の形状や挟まれ方によっては挟み込みを検知できない場合があります。開閉時には十分にご注意ください。　
■パノラマルーフは固定式となります。

停電などの非常時に使える給電機能

カローラクロスは非常時給電システム付のアクセサリーコンセント（AC100V・1500W）をハイブリッド車にメーカーオプションで設置しています。
アクセサリーコンセント取り付け位置はラゲージルームの左側で、災害などの非常時にAC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品が使用可能です。
電力供給時間は、一般家庭なら2WDで約4.0日、E-Fourで約4.5日で（ガソリン満タン/消費電力400W時）もしもの時に暮らしを守ってくれる備えになります。
また、使い方は非常時だけにとどまらず、山・川・海など、あらゆる場所でクルマが電源になるので、アウトドアなどレジャーの楽しみ方がグンと広がる嬉しい機能と言えます。

カローラクロスの走行性能

燃費や性能に加え、気になるのが走りです。カローラクロスは走行性能も高いのでしょうか？

視界も良好な小回り性能

カローラクロスはSUV車でありながら、最小回転半径5.2mを実現し、細い路地に入る時やUターン時、車庫入れや縦列駐車時の取り回しが軽快に行えます。
ヤリスクロスよりボディサイズは大きいですが、小回りがきくので、女性ドライバーや運転が苦手な方も安心して運転することができ、想像以上の扱いやすさでおすすめです。

カローラクロスは乗り心地も抜群

カローラクロスは、TNGAプラットフォームの採用や高剛性ボディにより、SUVらしいアクティブで安定した走りを実現しています。
さらに、フロントやリアサスペンションを工夫することで、同乗者にもやさしい振動の少ない上質な乗り心地を追求しました。
他にも、ハイブリッド車は３つのモード、ガソリン車は２つのモードから選択できる「ドライブモード（3段階）」は、状況やドライバーの好みに合わせた最適な走りを選べます。
ハイブリッド車に設定された「電気式４WDシステム（E-Four）」＊1は、発進時や雪道などの滑りやすい路面での、安定した走行をアシストしてくれます。
カローラクロスは、すべての乗員が快適な乗り心地を実感できる、走りを追求したクルマだと言えます。

＊1.E-Fourは、機械式4WDとは機構および性能が異なります。さまざまな走行状態に応じてFF（前輪駆動）走行状態から4WD（4輪駆動）走行状態まで自動的に制御し、安定した操縦性・走行の安定性および燃費の向上に寄与するものです。■路面の状況、勾配、高速等の走行環境によってガソリン4WD車に比べ、十分な駆動力が得られない場合があります。

カローラクロスの安全性能

燃費・性能・走りに加えて気になるのが安全面です。ここではカローラクロスの安全性能を紹介します。

運転中のさまざまな状況で「ぶつからない」をサポート

カローラクロスは、昼はもちろん夜間の前方車両や歩行者・昼の自転車もミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ」を搭載しています。
衝突の可能性があると判断した場合には、警報ブザーとディスプレイ表示で回避操作を促し、ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシスト、踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキが作動します。
衝突回避または被害軽減を、人通りの多い昼間も暗い夜道も一日中サポートしてくれる、次世代の予防安全パッケージが搭載されています。

車速に応じて追従支援、ロングドライブも快適

カローラクロスは、ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール」や、白線（黄線）が見えにくい・または見えない場合も、先行車を追従して車線の中央を走るようにステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト」で、高速道路でのロングドライブもしっかりサポートします。

カローラクロスの充実した安全性能

カローラクロスは他にも、「一時停止」や「車両進入禁止」などの道路標識を認識して伝える「ロードサインアシスト機能」、夜間の見やすさをサポートしてくれる「オートマチックハイビーム」、静止物の接近を表示とブザーで知らせる「インテリジェントクリアランスソナー機能」など、様々な安全に関わる機能が搭載されています。
先進の安全機能「Toyota Safety Sense」全車に標準装備、さらに駐車操作を高度な運転支援でサポートする「トヨタチームメイト（アドバンストパーク」がZ（ハイブリッド車）に標準装備されています。（Sにメーカオプション）
カローラクロスは、安全性能面でも充実したクルマだと言えます。

まとめ

以上、今回はトヨタカローラ博多より大人気発売中のSUV「カローラクロス」の気になる燃費をはじめ、性能・走り・安全機能について紹介させていただきました。

カローラクロスは、カローラシリーズから登場した待望のSUV車です。
都会的な上質感・大人っぽさと、堂々とした力強い躍動感を併せ持つデザインと、幅広い層からのニーズに応えた使い勝手のよいSUV車は、家族でのお出かけやドライブ・大きな荷物を積み込む旅行やショッピング・キャンプやアウトドアにもおすすめの一台です。
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今回紹介した内容をより詳しく知りたい方は、トヨタカローラ博多の「車種一覧(カローラクロス)」をご覧ください。また、来店しなくてもオンラインで自宅や職場から相談できる「リモート相談」をトヨタカローラ博多は実施しています。ぜひご利用してみてください。
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